あたしを好きになったのは先生




「明良ちゃん、安心して僕は明良ちゃんの味方だから!」


「え?言わないってことですか…?」


「もちろん!」



なんか…助かった…!


初めてこの人をいい人だと思えた!



「でもなんでバイトしてるか理由を教えて」


「え…」



広崎先生は口角を上げ笑みを浮かべる。



「……うちお父さんいないんです」


「え?」