『なんで?あたしいじわるとか輝男くんにしてない…』
『だって明良ちゃん女の子のくせにこの前バケツ壊してたじゃん』
『え!?』
あたしはそんな理由で断るのかよ、って思った。
『普通女の子はか弱いんだよ、なのに明良ちゃんは強すぎるよ』
『じゃあ弱くなるよ!』
『やだ、僕信世ちゃんみたいな可愛くて女の子みたいな子好きだから』
こうしてあたしの人生初の告白は失敗に終わった。
幼稚園だけじゃない、あたしは昔からまわりから恐れられていた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…