あたしは怪力の持ち主だ。


あたしはこの怪力が大嫌いだ。


幼稚園好きだった男の子に告白したときだった。



『あたし輝男くんのこと好き!』



勇気を出して人生初の告白をした。


だけど…



『僕明良ちゃん怖いからやだ』


『え?』



男の子は震えてて怖がっていた。