冷たくかじかむ掌に
舞い落ちてきた白い雪
温もりですぐに溶けてしまう
儚き命よ
いっそのこと私も
この人込みに埋もれ
溶けて 消えて
いなくなってしまえばいい
凍えそうなこんな寒い夜は
心が居場所を見失いそうで
でも辿り着く場所はきっと
あなたしかいないの
窓の外は相変わらず
降り止む事を知らない
真っ白な雪が私を
寂しくさせる
「どうか帰ってきて…」
聞き飽きたセリフが
頭の中を
虚しく過ぎっていく
凍えそうなこんな寒い夜に
一人あなたを探し続けています
いるはずのない事はちゃんと
わかっているけれど…
凍えそうなこんな寒い夜は
心が居場所を見失いそうで
でも辿り着く場所はきっと
あなたしかいないの
凍えそうなこんな寒い夜に
一人あなたを探し続けています
いるはずのない事はちゃんと
わかっているけれど…
わかっていたけれど…
