僕を見下ろしているのは、知らないお兄さんだ。 「スーだろ?お前…。元気を見守ってくれた…。」 “元気”って!! 僕は興奮のあまりに、 「そう、そうだよ!」 って言いたくて、 「キュッキュキュー」 ってしか人間には聞こえない声を出してしまった。