しかし、福留にも問題は最初から発生した。 どこでやるか…。 洗浄する為のお湯…。 そして乾かす場所。 思案にくれる福留に、 杉戸から、 「知り合いが大家をしている一軒家があるんです。事情を話したら、無償で好きなだけ使ってくれって…。」 と、連絡が入る。 こうして、洗浄する写真を高橋の元へ福留が取りに行き、活動が始まった。