*恋かどうかは別として*





*一週間後*




今は昼休み




俺はべつにかまわないが




…なんでコイツは一週間前から俺の所くんだよ。




「あっね翔、卵焼きプリーズ」




「あかん」




「うわスパッと。…ちぇー」




コイツとは無論郁美。




一週間前から毎日のように俺の所にくる。




毎日のようにってか毎日。




「なぁ郁美。俺男子と固まって食ってたんだけど…」




「なーにいってんの一人じゃない」




それはたまたまあの日、食ってる友の全員がサッカー部員で呼び出しされてたからなんだが




俺はそいつらの方を見る。




ウインクしてきたり、ニヤニヤしてきたり、ガッツポーズしてきたり。意味が分からない行動をしている。




「翔ちゃん頑張れ〜!俺らの事なんて気にしないで彼女をお大事に!」




その中の一人、里中がそういってきた。




「いやー彼女って…照れますのう」




それに便乗する郁美。




「お前彼女じゃねーだろ!」




俺はなんとなく鬱陶しくなって怒るようにいった。




「翔ちゃんヒデー」




「うるさい!」




郁美に他に好きな奴いてたらどーすんだよ?




そいつ勘違いすんじゃねぇか。




俺はどーでもいいが、郁美が傷つくのは許さない。




「郁美…もう弁当の時俺の所くるな。」




「えっ?」




それが一番いい。




「あっ…そうだよね。ごめ……」




そういうと泣いて廊下にいった郁美。




…なんで泣くんだよ?




そういって呆然としていた俺に




郁美と友達の真央が睨みながらこっちにきた。