「ひぃっ」


小さく悲鳴を上げたわたしを、タマキちゃんがレオから引き剥がした。


「モモが怯えてるでしょっ!この野生児ども!!」


よしよしとわたしの頭を撫でるタマキちゃんに、ウットリ。



タマキちゃんって美人だなぁ。



こんなお姉さん欲しかったな…なんて思いながら、タマキちゃんにすり寄った。



頭撫でられるって気持ちいい。



「タマキちゃ~ん…もっとして…?」



わたしより背の高いタマキちゃんを見上げて、ナデナデをリクエスト。



「お、オレがしてやるよ」


「わっ…レオ…くん?」



タマキちゃんからレオ君へバトンタッチ。



ナデナデ。



レオ君の手…おっきくてあったかい。