「そろそろみんな解けたかな〜? それでは、早川くん前に出て解いて~」 やっぱり! 早川晴人…だったっけ? うちの学校の王子様。 学年の女子の3分の2は落ちたっていう。 あたしは、3分の1のほう。 はっきり言って、恋なんてゴメンだ。 「は~い早川くん正解ね。席に戻って~」 <早川くんすごーい!> <さすが早川くんだね!> 出た、女子のベタ褒め。 「っじゃ、今日はここまで〜」 先生が教室を出て行った。