「もうっ、心配したんだから…。」 「…とにかく入って。」 あたしはみうを家にいれてリビングに連れて行く。 「昨日のこと気にしてる?たしかに瑠奈はうそが嫌いだと思うよ。でも総馬のことも聞いてあげなよ。」 みうは説得力がある。 あたしが一方的なのはわかってる。 総馬があたしのことが好きなのも。