「…ふふっ。寝てる。」 あたしは沢田風馬の寝顔を見てそっと笑う。 ドキッ。 まただ。このドキドキ。なんで沢田風馬だけに鳴るんだろう…? 好きとか?うーん…。わかんないよ。 ガシッ。 急に座っていたあたしの手首を沢田風馬がつかんだ。 「…!?」