「一生かけて、あなたを守り抜きます。結婚して下さい。」 「……………はい…//」 君はもぅ、 俺がプロポーズをすると 知っていたかのように 返事をしたよな。 ……………大好きだよ~……。 プルルルルルッ プルルルルルッ 「……う…~ん………うるへ~…………」 プルルルルルッ プルルッ……ツーツーッ 「なんだよっ」 取ろうとした電話は、 切れてしまった。 なんて目覚めの悪い朝。 おもむろに携帯を開いた。 ―――着信8件。 ――――全て同じ人から。