猫系男子と犬系女子





「ま、まあ朝にいろいろと…」

「………そっか。」




なんだか、寂しそうで悲しそうな顔をした由也がいた。

どうしたんだろ…




「じゃあ、学級委員誰かやりたいヤツ。」




担任の先生が黒板の前に立って声を張り上げる。

………けど、誰も手をあげなかった。

そりゃそーだろなー、嫌だもんな、学級委員とか…




「おいおい、誰かやらないのか?」




先生も困惑している様子。

うっし、ここはやってあげようじゃないか!!




「はい!」

「お!良かった良かった!

えーっと…長谷川と飯島…っと!」




あれ?