ある日、ネット上で蓮に会った。

ずっと聞きたかったこと。
ずっと知りたかったことを聞いた。

部活のことゃ友達のこと。
恋愛の話にもなった。


「どっちから告ったんですか?」

「あっち(七菜)やで。」


七菜さんから言ったのか。
蓮は七菜さんのこと、本気で好きなのかなぁ?


そんなことを考えながら
蓮と恋愛トークをしていると
蓮から
驚くメッセージが来た。



「七菜と別れたい。
嫌だ…。」



あたしは、どうしたらいいか分からなくなった。

蓮は七菜さんが嫌いだったんだ。
でも、別れられずにいた。
そして、あたしゎ蓮が好きだった。

七菜さんが嫌いなら
あたしと付き合ってょ…


そう言いたいけれど
あたしには蓮を惹き付けるほどの
自信も魅力もなかった。



それからは、蓮と
七菜さんの短所を言い合ったりした。



そんな風に恋愛トークが進むなか、
話題ゎ「彼氏」、「彼女」の話になった。


「彼氏欲しい~(;>_<;)」

と言うと、蓮は

「俺も~(;>_<;)
早く別れたい…・・・(;´Д`)」


と言った。

こんな会話が ずぅーっと続いた。


そして…


流れ的な感じで

「付き合う?(笑)」

ってなったんだ。
冗談なのか本気なのかすら分からない。


あたしゎ 冗談風に返すのが精一杯だった。

正々堂々言う自信がなかった。


流れでも…
付き合うことに変わりは ない。


今まで、ずぅーっと あたしが夢見てきたことが
今、現実になってるんだ。


信じられないけど、
嬉しかった♪



蓮は七菜さんが嫌いという真実が…。






あとは…




七菜さんだ。