「今日、失恋してん~ってゆうても、アンタなんかに関係ない、ほっといて!って言われてん。ただ好きなだけやのに…何がアカンのやろうな。」 関係ない… 『私も!関係ないって言われた。全く同じだね?私たち…』 「え、」 『失恋だよね。うん。一緒!!』 さっきまで落ち込んでたのに…泣いてたのに…信君と同じって思ったら、どうしてか気持ちが弾んでた。 「すごっ!!ほんま凄いな、俺ら!なんか顔も似てる言われるし双子みたいやわ!」 そう言ってニコッと太陽みたいな笑顔で言った信君。