(短) わたしのツンデレ王子様




「彼女がいるって分かってて告白する神経がわかんない!」


新しいC組の教室につくなり、

奈津があっくんに文句を言ってる。


「俺に言われても困るし、お前が怒ることぢゃねえだろ」

呆れ気味に答えてるあっくん。


「奏美はなんで怒ってないのー」


・・・確かに。

何でわたしはこんなに冷静なんだろ。

慣れってやつなのかな?


高校に上がり、付き合い始めてから

こんなことは何度もあった。


でも、その度龍斗はちゃんと断ってる。

だから、気にしなくていんだって

思えるようになったのかな。



「龍斗の事信じてるからさ」


信じてるのは本当。だけど・・・、

完全に気にしないってゆうのは

やっぱり無理みたい__。