――ガラッ 「遅くなってわりい」 入ってきたのは、大好きな龍斗で。 走ってきてくれたのか、息が少し乱れている。 「だいじょ・・・え?龍斗?」 大丈夫だよ。 そう言いかけたとき 龍斗に抱きしめられていた。 「・・・ちょっ、龍斗?」 「ちょっと黙れ」 「・・・っ」 低い声なのに、優しい声だった。