――――― 昨日の朝。 「あの、龍斗先輩、好きです!」 学校の校門で呼びとめられた俺。 体育館裏に行くと、告られた。 「ごめん、無理」 「言いたかっただけです。 スッキリしました!」 そう言って、女の子は走って行った。 教室にむかう途中にある渡り廊下。 そこにたまって話している後輩。