初恋のキミへ。


「サッカー・野球・卓球・バレーボールをやった午前の部の結果は、まずまずだ。あとは、ドッジボールとバスケ、リレーの3つ。」

みんなお弁当を食べ終わり、休憩時間も残りわずかとなった。
私たちは、また円陣を組んで、気合いを入れなおす。

皐月が言葉を発する。

「泣いても笑ってもこれで最後だ。みんな、いっぱい泣いたな!!!!」

「「「「おおっ!!」」」」

みんなの声で空気が震える。

「笑ったな!!!!」

「「「「おおっ!!」」」」

「お前ら自信持て!!」

「「「「おおっ!!」」」」

みんなの顔は頼もしく、そして、凛々しかった。


「赤組、白組、黄組、緑組」

「「「「かかって来んかい!!!!」」」」

今までの練習への不平不満、疲れ、気合い、すべての想いを、この右足にかけて、円陣の中央に向かって一歩、力強く踏み出す。