初恋のキミへ。


「グッモーニン美桜ちゃん!!」

「理玖、おはよ」


教室に着くと、理玖と裕也が先に来ていた。

心が痛む。
でも、言わなきゃいけない。
裕也のために、自分のために、みんなのために。

そして、なによりも、ななせのために。


「裕也ちょっといい?」

「なに?」

心なしかいつもより元気がない気がする。

視界の片隅に、葵と伊吹と皐月が向かってくるのが見えた。
私は構わず言葉を続けた。


「今から、私から裕也に話かけたりしない。一緒に行動したりもしないし目も合わせない。だからさ、裕也も、もう私に関わらないで。」


「は?」

裕也は驚いて、固まってしまった。
葵たちにも聞こえてたよね。


「えっちょ意味わかんないんだけど美桜ちゃん。」

「ごめんね理玖。」