「そっか。なんて言っていいかわかんないけど、あんまり気にすることないんじゃない?いくら似てるっていっても別人には変わりないんだし。まあ、ななせの生まれ変わりとかだったら、話は別だけど!!」


だよね…

ななせはもう、世界中を探してもいない。

でも、ななせは私の中で生きてる。

これからも、生き続ける。

誰かが代わりに埋めることはできないんだよ、ななせ。



「…うん。そうする。」

「そうだよ気にすんな!!じゃあ女子会でも、する?」

「するー!!」



――――……結局、その日寝たのは、夜12時過ぎだった。