「生まれ変わっても、きっとキミを好きになる」



そう約束した。

お前に、俺が。

でも、それは

俺であって、俺じゃなくて。



逢いたくて、その笑顔に触れたくて、キミの声が聞きたくて―――

…キミの名を呼ぶ。

届かないのに、伝わらないのに。

それでも呼び続ける。

願いが叶うまで

あと何回呼べばいいだろう。



記憶の中でしか知らない、お前を

俺が好きになったのは

運命だと思ってる。



―――時を超えて