「裕也~寮にいても暑いだけし、あした海行かない?」
「海…ってお前大丈夫なのかよ。だってーーー「それ以上は言わないで。」
だって、海は、大月ななせが死んだ場所だから…
鋭い声でオレの言葉を遮った美桜。
空気が、張り詰めた冷たいものに変わった。
美桜はにこっと笑う。
「大丈夫だよ。あれから、もう2年経ったんだから。」
「そっか!!じゃあ、これから浮き輪でも買いに行くかっ」
「うん!!」
どこか釈然しないものを抱えながらも、浮き輪や新しい水着を買って、あしたは朝早いからと、その日は早めに寝た。
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