「今すぐは無理だけどな。
 俺が高校に行くことになったら
 1人暮らしする予定なんだ。
 その時までこの家で一年間
 我慢してくれないか?」



蒼空はまだ俺の事なんか全然
知らない癖にすぐに頷いた。



「そしたら俺が守ってやるから」




中2の癖に生意気な事言ってるな



そう思いながら俺は笑顔の蒼空に
少しずつ惹かれていった。















でも結局俺は蒼空を一緒に
連れて行ってあげることが
できなかった。