初めて蒼空を見たときは

俺が中2、蒼空が小6だった。


小6の癖に顔とか雰囲気は
大人びていて少し声がかけにくい。


蒼空は父さんの愛人の子だった。


そしてその蒼空には双子の妹がいる。


父さんの愛人はこの2人を捨てて
どこかに行ったまま自殺してしまった。


蒼空ともう1人は別々に捨てられたため
もう1人とは違う生活をしていた。


そんな中で蒼空だけ、

見つけることができた。




父さんは嬉しそうにしていた。

母さんは邪魔者みたいな目でみていた。




俺は蒼空の可愛さに目が離せなかった。