明日の幸せ



この暑いってのにセーターを
着てるくせに汗はかいてない。

それどころか顔はまっ白。
真っ青っていってもいい。


これはまずい、保健室だな。



そう思って彼女をおんぶして
保健室まで連れて行った。




「失礼しまーす。
 …先生いねーの?」




先生はいないみたいだ。



仕様がない、勝手にベッドでも
使うか。



彼女はやっぱり起きる気配がなく
ぐてっとしていた。


ベッドに寝かせて暫く
見ていると気づいたことがあった。



彼女はかなり美人だ。



やべえ
理性が揺らぐ。