その日は先生にこっぴどく怒られ
その日もそれからはおかしなことがなかったため
もう忘れてたが・・・
「えぇ・・・ただいまニュースが入りました。
○○通りで人が殺されました。
殺人容疑で逮捕されたのは草薙隆容疑者・・・」
「!?」
なんとそこに映っていたのは今朝私からナイフをうばい
どこかに行ってしまった人だった。
「そして殺されたのは草薙正子被害者。
なんと草薙容疑者の妻でした。
警察では二人の間にトラブルがなかったか
聞きまわり調査をしているもようです」
「・・・私といっしょ?」
海斗の話では私はナイフで海斗を襲おうとした。
そしてそれをとめてナイフをもって消えた草薙さんが妻を殺した。
まさか・・・あのナイフに何かが・・・。
んな馬鹿な話があるわけない。
あのナイフを触ったら最愛の人を殺してしまう。
んな馬鹿な・・・
そんなナイフ誰が作るものか!
でもそれ以外に説明しようがなかった。
それにもしまたあのナイフに出会ってしまったら・・・
私は海斗を殺すだろう・・・
そんなの嫌・・・
絶対に・・・殺さない・・・

