壇上に立った代表君の目が場内を滑り――――止まった。 ・・・・え? 視線が絡んだ瞬間、私は射すくめれたみたいに動けなかった。 怖い・・・・? ・・・ううん、怖いとは違う。 強くて、 眩しい、 真っすぐな眼差し。 胸の奥がむず痒いようなそんなカンジ。 だけどそれも一瞬で、視線は直ぐに反らされた。 今・・・目が合ったのは偶然? それとも私の勘違い?