そんな私をじっと見詰めて沙良ちゃんは断定的に言った。 「アンタの男嫌い、絶対アイツで治るから。」 「え?な、なんで?」 「・・・てか、アイツも不器用過ぎだわね。小学生かっつーの・・・・って、ああ、当時は小学生だったわね。」 「???」 一人で納得している沙良ちゃんに私はちんぷんかんぷんで首を傾げる。 その時一際大きく羽柴クンの声が響いた。 「あーもーお前等うぜぇ!お前ら集まり過ぎっと、里中メイワクすんだろ。」 里中って・・・・・ わ、私っ!!!!??????