二の句が告げられず唖然としていると、またキスされた。
上総クンて・・・時々強引。
だけど、私がウジウジしてトロイから、上総クンのそーいうトコロキライじゃないんだ。
それにね・・・
恥ずかしくてオネダリなんて絶対ムリだけど
上総クンのキス、大好き。
キスだけじゃなくて、
ギュッてしてくれるのも、髪を撫でてくれるのも・・・
心臓が潰れちゃうくらいドキドキするけど、大好きって言ってくれてるみたいで嬉しいんだ。
大好き、上総クン。
ダイスキ、ダイスキ、ダイスキ。
ずっと傍にいてね。
その年―――
無事に上総クンとは同じクラスになったけど・・・
キスはそれからもほぼ毎日するようになりマシタ。
fin.


