あたしが嘘だと思ったのには、理由がある。
だって愁は...学校1と言っていいくらいに
モテるんだ。
どうせ遊び心だと思うから無視だ無視♪
るんるん気分で屋上に行くとそこには
優奈が居た。
「優奈--!!」
そう叫ぶと優奈が振り返って
『來魅じゃん!!どうしたの!?』
「優奈こそ何してるの??」
『うちは、気晴らし!』
「あたしは…」
それから優奈にさっきまでの事を全部話した。
話し終わると
『やっぱ來魅もってるぅ♪』
って言って来たからお返しに
「流磨くんは少し黙ろうか♪」
って言ってやった。
どやどや!!おっ、優奈の頬っぺが赤い。
「優奈頬っぺ赤いよ」
『う、うるさいなあ』
「きゃはははは優奈の流磨くんだよね!」
さっきから言っている流磨くんは
優奈の彼氏なんだ。
ほんとラブラブで困っちゃう。
ま、優奈が幸せならいいけどね!!