まずい。 きっと翔は私のことパソコンで情報集めてる…。 どうか見つかりませんように……っ!! 「……でない。」 「でないって…華龍総長の情報が?」 「…うん…ハッキングしても無理だった。 すごく強いロックがかかってる。」 よかった~…。 あの日、ちゃんとロックしといてよかった。 念には念をだね。 「…あぁ、莉那、華龍っつーのは世界一の族な。」 …知ってるって。 「へ~、そうなんだ…。」 とりあえず、こんな感じの反応とれば大丈夫か。