まだ中学のときの私じゃ男の力なんかに勝てるわけがなくて、抵抗することすらできなかった。
数分経てば私の体はもうボロボロ。
「…こんくらいすりゃあ、もう大丈夫だろ。」
そう言って男たちはヒヤリとした冷たい手で再び、私の体に触れてきた。
知らない男とのキス、はじめての行為、耳にかかる荒い息…すべてが気持ち悪い。
知らない男に回され続け、気付けば意識が飛んでいた。
目を開けると、周りには男たちはいなかった。
乱れた服を直し、フラフラした足取りで近くのベンチに向かった。
もう何も考えることができなかった。
