私はあのあと、教室に行かずにすぐに屋上に向かった。 屋上にはやはり誰もいなかった。 「…はあ」 私は屋上のドアをあけ、ため息を吐いた。 屋上へ着くなり、私は大きく背伸びをしたあと、地面に横になった。 自分の家のようにリラックスしてる自分。 「…はあ…」 私、最近ため息吐きすぎじゃないかな…? そう想いながら私は目を閉じる。 「ため息ばっかしてんなよ。」