家に着くと、悠が口を開いた。 「姉ちゃん、なんでさっきあんな慌ててたの?」 「龍毅の奴らがいたからさ。」 「…そりゃ、まずいな。」 悠が苦笑いしながら言った。 家に入ってパパにリボンの件を聞いてみたが、敦志の言うとおり、無理だった。 明日からどうしようか…。