携帯を見れば、もう5限目が始まってる時間になっていた。 「きゃはははーっ!まじでそれ?」 「マジだよ、大マジ!!」 うっわ…誰か来る…っ! きっと授業サボってる女子とかだろう…。 こんな泣き顔見られたくないっ! 私は近くの体育館倉庫に隠れた。 「でさでさ~、本当最高だったよ。」 さっきの女子たちが倉庫の前で話しだした。 …場所変えてよ~…。 「まじ、旭の怒った顔怖かったよ。」 …え?…あ…さひ…?