「旭…誰?」



そう言って翔は私を指さして言った。



…なに言ってんだ?



みんな私のこと、忘れたのか?



私は旭と顔を見合わせた。



「あ…っ!」



すると旭まで私の顔をみて固まった。



…なんなの、どいつもこいつも!!



私の顔になんかついてるのかよっ!



すると旭は私の頭を指で差しながら言った。



「り、莉那……頭…。」