旭の表情はずっと変わることなく、私を見ていた。 「お前は…柚木紗莉那か…?」 なんで…わかったんだよ。 柚木紗莉那は金髪だよ? 髪の色変えても顔は変わらない…か。 私は小さく首を縦に振った。 「…はあ~…まじかよ…。」 そう言って旭はその場に倒れ込んだ。 もうバレたらしかたないよね。 ママ、パパ………本当ごめん!!