「ごめん…ちょっとトイレいってくる…。」 私は龍毅部屋を出ようとした。 すると怜斗が口を開いた。 「あぁ、トイレならこの部屋にあ――…」 ――バタン 私は怜斗の言葉を無視して、龍毅部屋をでた。 今はあの部屋に居れそうにはなかった。 きっとあの夢をみたあとに周りに誰もいなかったら私は狂ってしまってたと思う。 この前も起きたときは屋上に旭がいたし。 もし旭があそこにいなかったら屋上から飛び降りたりしたかもね。 本当に狂ってしまう。 …私はトイレには行かず、保健室に向かった。