4月6日 雨
今日はあいにくの大雨。あー髪がまとまらないー。でもねー今日は掃除だけで下校なんだ。
ラッキー。…って傘ないじゃん!!あー入れ忘れた…。そうだ!理沙に入れてもらおっと。
「理沙ー」と私は隣のクラスに行った。
「あー渡辺さん?理沙ちゃんなら男の子と相合傘して帰ったよね」
クラス中に大きな笑いが響き渡った。あの男たらしめーーー。
たぶん男の子ってのは伊藤巧くんのことだと思う。巧くんと理沙はリア充だから。
そのくせ男たらしなんだから困ったもんだよ…もー。
「おい、渡辺。」
「え?」振り返って目に入ったのは同じクラスの…
「えーっと?」
「あーそっか。はじめましてか。俺、斉藤連っていうんだ。よろしく。傘ねーんだろ?2本持ってるから貸してやるよ。」
「えっ、ありが…」お礼を言う前に斉藤君は帰っちゃった。
でもね、私窓から見たんだ。ピッカピカの学生カバンを傘代わりにして走っていく斉藤君を…。ほんとは2本なかったんだ…。
あれ?なんだろこの気持ち胸がきゅーっと締め付けられるような…
もしかして私…恋しちゃったのかな?
今日はあいにくの大雨。あー髪がまとまらないー。でもねー今日は掃除だけで下校なんだ。
ラッキー。…って傘ないじゃん!!あー入れ忘れた…。そうだ!理沙に入れてもらおっと。
「理沙ー」と私は隣のクラスに行った。
「あー渡辺さん?理沙ちゃんなら男の子と相合傘して帰ったよね」
クラス中に大きな笑いが響き渡った。あの男たらしめーーー。
たぶん男の子ってのは伊藤巧くんのことだと思う。巧くんと理沙はリア充だから。
そのくせ男たらしなんだから困ったもんだよ…もー。
「おい、渡辺。」
「え?」振り返って目に入ったのは同じクラスの…
「えーっと?」
「あーそっか。はじめましてか。俺、斉藤連っていうんだ。よろしく。傘ねーんだろ?2本持ってるから貸してやるよ。」
「えっ、ありが…」お礼を言う前に斉藤君は帰っちゃった。
でもね、私窓から見たんだ。ピッカピカの学生カバンを傘代わりにして走っていく斉藤君を…。ほんとは2本なかったんだ…。
あれ?なんだろこの気持ち胸がきゅーっと締め付けられるような…
もしかして私…恋しちゃったのかな?
