凛「結局あの後寝れなかった・・・」

独り言を言いながら駅に向かっていくと

おばちゃんA「あの子まだこの街に居たの、早く出て言って欲しいわ。あんな飼い主のいない黒猫なんて汚らわしい。」

おばちゃんB「ほんと汚らわしいわ。私たちが不幸になるだけよ」

おばちゃんA「ホント麗さんはかわいそうだったわ」

そんなの分かってる自分がこの町に居てはいけないことも

だから高校でも通える範囲で一番遠くを選んだのに今では私の事情を知って近くに居てくれるのはバスケ部の数人だけ・・・。

もうこの町から出たいよぉ