…これが怜紗には利くんだよ。 「…倖輝といたい。」 「よし。」 すぐ怜紗の親に了解を得て、退学手続きをしてもらった。 「よくなったら専門学校でも行けるからな。」 「うん。」 悲しくはなかった。 倖輝がいるから。 また入院生活が始まる…