私と彼の残された時間





心配かけてたんだなぁ



「心配かけてごめんね。いつも支えてくれてありがとう。」



そう言うと伽凛は笑顔で



「何言ってるの。あたしたち親友でしょ?ほら、行っておいで。」


言いながら私の背中をおした



「うん。また、あしたね。」



私は走り出した……



陸がいるところへ