「俺、この辺で綺麗な海知ってんだよね~」




海?



「はぁ?お前はキモイロマンチストかぁ?」




「いや。違うんだけどさ、絶対行って損しないから‼あっ‼じゃーさ、そっちの君と3人で行こーよ」





チャラい人はそう言った。




「はいっ‼行きましょ‼」




「はっ?由愛!?」




驚いてる小夏を置いて

私はチャラい人について行った。






「~~~でさー……」



「由愛っ‼何でこんな奴に着いて来たのよ‼」




「この海はさ~……」




「キモイったらありゃしない‼」





「色々、伝説とかあるわけよ~……」