突き…放せない…?





「それって…」




「俺、そんな事初めから分かってたよ‼でも、ずっと隠してたのは…」







空君?




抱きしめられてるせいか

私の心臓は驚く程、早い。




でも、空君の心臓の音も

私と同じぐらい早い。






「空君っ‼私ね…海君と空君の事はずっと、重ねてしまってたのかもしれない…」





重ねてなかったら

きっと、空君の事も好きになって無い




気がする…





でも、





「でも‼私が好きなのは海君じゃなくて



空君だよ‼///」






は、恥ずかしい…

この前も
木っ端微塵に振られてんのに…





きっと、今日も振られちゃうんだ…