浜辺の運命







はっ?



はいっ?





「空君、何言ってんの?空君って馬鹿なの?」





空君の言葉に驚き過ぎて

思わず、素の性格になってしまった。





けど、だって空君、

可笑しいんだもん。





「えっ?由愛?」





「昔、会ってたのが空君じゃなくてそっちの海って人だったから何?」





「えっ?」





空君は私の言葉を聞いて

かなり驚いてる。





「空君は私が昔会った“空君”と重ねて

好きだって言ったとおもってんの!?」





正直、自分でも驚いた。





私が空君にこんな

喧嘩腰で会話をするなんて…






空君は目を見開いてた。


ってか、本当に

そんな事思ってたのかよ…




私、ちょっとショックだよ…