俺なんて同級生のヤツには嫌わてるし、1年生部員たちの間では怖い先輩で有名。



俺には無いモノ…


結衣はたくさん持っていた。



俺はお詫びに買ったキーホルダーを結衣に渡す。



「ありがとう~」

結衣は笑顔で俺に礼を言う。


俺も思わず、笑顔で応える。



俺は結衣と付き合うようになって、何だか笑顔になるコトが増えた。