5時間目が終わって、私は深い溜息をつく。


りりなが私の机にやって来た。

「…結衣…中庭で箕浦君とハグしてたんだって~」


「えっ!?あ…それは…急にアイツが…///」


私は樹也の方を見つめる。


男子たちと話をする樹也。
私の視線に気づいて、私と視線を合わせる。



そして、ニコッと笑い、手を振った。



「ラブラブだね~っ♥結衣。あのクールな箕浦君が笑ってる…」



りりなに私は冷やかされてしまった。