「おっせーよ」 突然横から声がした 「…へ?」 「早く行くぞ。…ってか、お前どんだけ寝たんだよ」 な…なんで まってくれてるの? 裕也遅刻はいやって言ってたじゃん… 「遅刻…嫌なんじゃなかったの…?」 「そんなこと言われても遅れたのお前じゃん」 「そっ…そうだけど…」 「あとからキレられんのいやだし」 私、そんなことじゃ怒らないのに… ずっと待っててくれたんだ…