「‥‥ハァ」 メールを見た後に溜め息と同時にベッドに腰を下ろした。 (さっそく実行委員か。 自分で決めたとはいえ、やっぱり面倒だ。) でも、高校生活最後の体育祭だし頑張るか‥と心で思いながら伊織に返信した。 少しベッドに倒れ込みメールのやり取りをして携帯電話を閉じると机に置き、夕食を食べにリビングへと降りた。 そして、ついにあたしは出会ってしまう。 彼に。